荒正義|人物像
・荒正義(あら まさよし)
・1952年4月12日 –
・日本プロ麻雀連盟に所属する競技麻雀のプロ雀士、エッセイスト、漫画原作者。
・北海道常呂郡留辺蘂町出身(現在は北見市)。
・日本プロ麻雀連盟副会長。九段。
・最後の裏プロ。
森遊作|人物像
・森遊作(もりゆうさく)
・漫画家
・森 遊作 (@yuusakumori) / Twitter
鉄火場のシン|原作:荒正義、画:森遊作
鉄火場のシン 作品情報
■近代麻雀 2010年8月~2014年連載
■出版社:竹書房
■原作:荒正義
■画:森遊作
■バブル崩壊後の歌舞伎町を舞台に、主人公の雀ゴロが麻雀打ちの猛者と高レートの勝負を繰り広げていく麻雀漫画。ある日突然亡くなった父親の本当の死因を知るために上京した、山崎シンヤが歌舞伎町で様々な人間と麻雀を打っていく中でその真相を知っていく。
鉄火場のシン 登場人物
山崎シンヤ
主人公。静岡県出身。歌舞伎町を根城に、高レートの雀荘で打ち続ける雀ゴロ。
同じく麻雀打ちをしていた父を、ある闘牌をきっかけに失っている。その死の真相を探るべく、謎の鍵を握る「ネックレス」を片手に単身上京した。
花田孝治
通称「銀髪の将軍」。バブル期より、25年間麻雀のみで凌いできた裏プロ。独自の麻雀哲学を若手にも教える、かつて自分を経済的に支えた恩人の家族に送金を行うなど、この世界では珍しい人格者として描かれている。
柏木
花田の古くからの友人。20年前までは陣内と組み麻雀で金持ちから搾り取っていたが、その強引なやり方を快く思わなかった青木と箱守にハメられヤクザに引き渡される。(その際花田が利用されたため、誤解して花田に殺意に近い憎悪を抱いている。)危うく生命を奪われそうになるが、極限状況下で人間離れした感性を身に着け、結果として花田と同等に近い雀力と、冷酷さを身につけてしまった。花田との勝負で決着の直前に花田に対し発砲し逃走する。
鉄火場のシン 1
■「その一打、震えるヨ!!」狂った高レート(裏)麻雀!! 札束飛び交い、血迸る熱き高レートの闘いを見よ!!
鉄火場のシン 2
■「歌舞伎町一の博奕打ちになってやるヨ!!」血液沸騰のリアル激闘牌!! その一打に命を賭けよ…!「クソん中に手えつっこむ覚悟がなきゃ…流れなんて掴めやしねえ」
鉄火場のシン 3
■日本最大の雀ゴロ激戦地区“歌舞伎町”で勝ち抜くリアル闘牌録「オレたちは真剣勝負をしてんだ!! 勝つ気ねえなら1打目からオリろ!」
鉄火場のシン 4
■それは、金も女も運命もすべてを滅び尽くす本当の博奕だった…!!
■最強プロ雀士・荒正義が描く極上闘牌!! 人の欲望、渦巻くマッド歌舞伎町ドラマ!!
鉄火場のシン 5
■大切な人のために自分を滅ぼすことができますか?麻雀漫画史上最上級の闘牌がここにーー!!!博奕に身を投じた男たちの熱き麻雀ドラマ!!
鉄火場のシン 6
■それは、倒さなければ“人生”を相手に渡す最悪の博奕だった…。壮絶なる博奕麻雀!!広島死闘編クライマックス!!
鉄火場のシン 7
■最強VS最狂!!狂気の殺戮麻雀機械(マシーン)・柏木がかつての友人・花田と対峙する!!真の裏博打を知る漫画家・森遊作と最後の裏プロ・荒正義が描く灼熱の闘牌録!!
鉄火場のシン 8
■人生を賭けた戦慄の闘牌劇!!あなたはこの緊迫感に耐えられるか!?己の存在を証明するため…男たちは打ち続ける!!
鉄火場のシン 9
■敗者に待ち受けるのは懲役10年!!「俺は自分を捨ててこの男に挑む!!」父親が死の間際に息子に託した思いがシンヤを覚醒させる!!復讐に燃える若き天才博奕打ち・シンヤVS狂気の殺戮麻雀マシーン・柏木
鉄火場のシン 10
■不朽の麻雀ドラマついに完結!!心が震える熱き師弟対決!! シンヤvs花田…世代交代バトルの結末は!?
DVD 灼熱の闘牌録 鉄火場のシン 生き残るモノの覚悟
■バブル崩壊後の新宿。数少なくなった高レートの場を求めて、雀荘を渡り歩いている山崎シンヤは、雀荘「南風」で銀髪の男と同卓するが、・・・。
■出演:滝口幸広/阿部亮平/木嶋のりこ/史朗
■監督:松岡孝典
■制作年:2014年
■時間:70分
DVD 灼熱の闘牌録 鉄火場のシン 卓上に賭けた絆
■高レートの場を求めて雀荘を渡り歩く山崎シンヤは、ある日、ちはるから、ITベンチャー企業の社長・耕平を紹介される。耕平はシンヤの死んだ父親の対戦相手の情報を持っているらしいのだが…。
■出演:滝口幸広/仁科貴/木嶋のりこ/史朗
■監督:松岡孝典
■制作年:2014年
■時間:76分
柏木-白き死神-|森遊作、「鉄火場のシン」のスピンオフ
■麻雀漫画「鉄火場のシン」で人気のあったキャラクター柏木のスピンオフ作品。
40年間勝ち組を続ける男 荒正義直伝・麻雀サバキの神髄
■荒正義プロが麻雀で最も重要だという「サバキ」について書いた戦術書。
■麻雀で「サバく」と言えば、相手のチャンス手を安手で蹴る打ち方をいう。
■親リーチ宣言牌をチーして、テンパイ。1,000点でアガるといった打ち回し。
■「サバキ」とは「状況に応じて打つ」ということになるが、40年勝ち組を続ける荒正義プロの言う「サバキ」の概念は、単に一局の進行や点棒状況に応じた打ち方に留まるものではない。
■荒プロ曰く、「人をサバく、距離をサバく、読みをサバく、敵をサバく、そして、運と流れをサバく。」
■どんな人間を相手にしているか、相手との距離はどうか、相手は何を考えているか、誰がツイているか、次にアガるのは誰か・・・。
■荒プロの麻雀理論は、確かな技術を前提に、さらに見えない部分さえも見ようとするものだ。
■デジタルでもない、アナログでもない、荒正義の麻雀。
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