株式銘柄研究:日産自動車(東証プライム 銘柄コード7201)

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日産自動車

チャート

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【日産自動車 2年週足】
・現在価格:385.2円(前日比△24.8円)

 

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【日産自動車 10年月足】
yahoo!finance|最新株価情報|日産自動車

 

企業情報

・決算:3月
・設立:1933年12月
・上場:1951年1月
・特色:自動車大手。フランスのルノー三菱自動車と3社で企業連合。2030年代早期に主要市場の全新型車を電気自動車(EV)に。
日産自動車公式サイト

 

電気自動車(EV)

ev
・日本を含め世界では2040年までに、ガソリン車やディーゼル車の新車販売の禁止が見込まれてる。将来的には地球環境の悪化を防ぐために、電気自動車(EV)が普及する見込み。
・バッテリーが高価なため、ガソリン車よりも車両価格が高い。
・材料費の高騰によって今後も価格が上がると予想。
・通常充電は約7時間かかり、急速充電はバッテリー劣化を急速に早める恐れがある。
・充電設備の数が足りない。
・長距離使用できない。

 

指標

・単位:100株
・PER(株価収益率):3.49倍
・PBR(株価純資産倍率):0.24倍
・配当利回り:5.19%→中間配当ゼロ円(2024年11月7日)
・配当金:0円(1期前15円、2期前5円)

 

株主優待

・権利確定日: 3月末
・更新日:2024/10/21
・日産自動車|株主優待制度
・株主が日産車(新車)購入者を紹介した場合、株主と株主から紹介された購入者それぞれに贈呈。株主が日産車(新車)購入の場合、10,000円相当を贈呈。

 

決算発表(2024年11月7日)

・2024年11月7日、2024年4月から9月までの最終的な利益は、去年より9割以上減。
・全従業員の7%にあたる9,000人の人員削減を行うと発表。工場閉鎖は「日本を含め、聖域なく検討する」。
・日産の販売台数の4割を占める北米では、充電インフラの不足や価格の高さからEVに逆風が吹いている。トヨタホンダは、ハイブリッド車の販売で収益を出しているが、日産には北米で売るハイブリッド車がない。
やっちゃいすぎた日産…驚愕の営業利益99%の大幅減少で一体どうなる?財務のプロが解説します。

99%利益減少の日産についてまとめてみた

日産の業績悪化ヤバい。配当金も未定に

 

株式動向|感想

・売上微増減益を予想。今期経常利益に関する現在のアナリスト予想の平均値は46.1%減益の378,800百万円。
みんかぶ|日産自動車株価診断
・以前は「技術の日産」で国内シェア2位で、アンチトヨタのファンが多かった。バブルがはじけ低迷し、カルロス・ゴーンがトップになり、コストカットによりV字回復を果たした。そのカルロス・ゴーンは、金融商品取引法違反容疑で逮捕、その後に特別背任罪で追起訴、レバノン逃亡となった。
・直近の2024年11月は、9,000人の人員削減。EVの日産には北米で売るハイブリッド車がない。
・配当利回りは5.19%とあるが、無配になるのか。今が大底なのか、V字回復はあるのか。EVの日産ノートに未来はあるのか。
・2024年の残りNISA枠で、株式銘柄研究:日産自動車株式銘柄研究:NTTで思案中。安全な銘柄ばかり保有しているから、日産自動車を大底で買おうか。高配当で注目していたが、無配も覚悟して、配当は少し諦め気味で買おうか。

 

 

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日産自動車の歴史|鮎川義介、カルロス・ゴーン

鮎川義介~

ayukawa
・1905年に、鮎川義介が最先端技術であった鋳物技術の習得へ渡米。
・1933年、日本産業株式会社と戸畑鋳物株式会社の出資により、神奈川県横浜市に自動車製造株式会社を設立。鮎川義介が代表取締役社長に就任。
・1934年、日産自動車株式会社と改称。
・1936年、自動車製造許可取得。
・1960年、業界初のデミング賞を受賞するなど、技術力の高さから「旗は日の丸、車はダットサン」、「技術の日産」と呼ばれた。
・1966年、経営難に陥ったプリンス自動車工業を合併。
・1980年代後半、バブル経済時代、3ナンバー専用の高級車のシーマ、デートカーとして人気のS13型シルビアなどがヒット。
・1998年、約2兆円の有利子負債を抱え、経営危機バブル崩壊の影響で、高価格で収益性の高いシーマやセドリック、グロリアなどの高級車の販売が減少。

 

カルロス・ゴーン~

ゴーン
・1999年、フランスの自動車メーカーのルノーと資本提携を結び、同社の傘下に入った。カルロス・ゴーンが、再建計画である「日産リバイバルプラン」を発表した。カルロス・ゴーンが、新たな最高経営責任者(CEO)に就任。
・2003年、当初の予定より1年前倒しで、売上高などの業績を著しく向上させ、4年間で2兆1,000億円もの巨額の借金を完済した。一方で、長年維持してきた業界2位の自動車メーカーの地位を本田技研工業へ明け渡した。
・2016年、三菱自動車の燃費偽装問題が発覚し、日産が2,370億円で三菱自動車株の34%を取得して、筆頭株主となる。
・2018年、カルロス・ゴーンは、金融商品取引法違反容疑で逮捕された。
・2019年、同氏は、特別背任罪で追起訴され、関西国際空港から音響機材搬送用の箱に隠れて自分のビジネスジェットで密出国、レバノンへ逃亡する。

 

 

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【2024年11月9日現在。引用:楽天証券。投資は自己責任で。】