投資:新NISA|SCHD(シュワブ・米国配当株式ETF)

新NISA お得情報
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SCHD(シュワブ・米国配当株式ETF)

シュワブSCHD

SCHD
・SCHDは、シュワブ米国配当株式ETF(Schwab US Dividend Equity ETF)
・米国籍のETF(上場投資 信託)
・運用会社:チャールズシュワブ
・ダウジョーンズ配当100インデックスに連動する投資成果を目指す。
・四半期毎に決算を行う。
・原則、為替ヘッジを行わない。

 

楽天SCHD

rakuten-schd
・2024年9月27日、販売開始。5営業日後に残高100億円を突破。
・「楽天・高配当株式・米国マザーファンド」への投資を通じて、主に米国の株式を主要投資対象とする上場投資信託証券(ETF)に投資し、主として配当収益の確保および中長期的な値上がり益の獲得を目指す。
・信託報酬:0.192%程度
・決算月:2月、5月、8月、11月

 

SBI・SCHD

・2024年12月6日、販売開始。
・シュワブ米国配当株ETF(SCHD)は、ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスに連動する成果を目指すETFです。ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスは、長期間にわたって安定した配当を出す米国企業100社で構成される指数です。
・直近配当利回りは、3.51%と、米国高配当ETFであるVYMよりも高くなっている。
・増配率:11.38%
・信託報酬:0.1238%程度
・決算月:3月、6月、9月、12月
衝撃の低コスト!楽天SCHDの半額!?SBI SCHDが爆誕!

 

NISAの注意点|SCHD

・SCHDは分配金を出すのが、セールスポイント。ただし、分配金の再投資は、NISA口座の非課税枠を消費する。この分はデメリット。一方、「eMAXIS Slim」のような無分配型投資信託は、NISA口座の非課税枠を消費しない。NISA口座の方が税額が安いが、非課税枠を消費するので、もったいない。
・NISA口座の場合、配当への二重課税自動調整は対象外。二重課税とは、米国と日本の二重課税のこと。2024年から二重課税自動調整制度ができた。単純に税額計算すると、米国10%税金、所得税+住民税18.2%、残り71.8%。確定申告して二重課税調整して税額計算すると、米国10%税金、所得税+住民税10.3%、残り79.7%になる。SBI・VYMなら二重課税調整措置として、確定申告不要で国内課税分を一部取り戻せる。将来的には楽天SCHDでもできるかもしれない。つまり、二重課税自動調整対象外(NISA口座でも)なら、確定申告して、7.9%(=79.7%-71.8%)を取り戻す手間が発生する。【2024年12月7日時点】
【絶対理解】楽天SCHDに投資する前に知っておきたい5つの注意点とは?

驚異の年率11%増配!楽天SCHDで不労所得!しかし、3つの意外な注意点・・

 

 

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バンガードVYM

バンガードVYM

vym

・バンガード・ハイディビデンド・イールドETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は 、米国籍のETF(上場投資信託)。平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的とする。時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。
・高配当利回りの米国株
・運用会社:バンガード

 

VYMの代用投資信託

vym
【2024年12月2日現在、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド】

・楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・VYM)
・騰落率:34.1%(2024年7月16日、対前年比)
・管理費用:0.192%
・純資産:226.52億円

 

VYMの参考記事

投資家ぽんちよさんがVYMを選んだ理由は、10年以上増配を続けており、運用コストが安いから。
・「将来、受け取る配当を増やしたいので、現時点の利回りより増配力を重視しています。NISAで買っても、配当は米国現地で10%課税されてしまいますが、増配実績にそれ以上の価値があると考えています」(ぽんちよさん)
・ETFなので、投資信託とは異なり、自分が買いたい価格で買い注文が出せるのもうれしいポイント。ぽんちよさんの場合、S&P500とVYM両方の「RSI」を見ながら、買い時を探る。「RSI(Relative Strength Index)」とは価格の過熱感を示す指標で、70~80%以上は買われ過ぎで反落の目安、20~30%は売られ過ぎで反発の目安とされる。
YouTuber「ぽんちよ」さんがNISAで買っている投資信託と米国ETFを公開! ETFは「RSI」で買い時を見極め、ポイ活にも抜かりなし!

 

 

バンガードVIG

バンガードVIG

vig
・バンガード米国増配株式ETF(Vanguard Dividend Appreciation ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。
・ETF tracks the S&P US Dividend Growers指数に連動する。
・米国の中型株や大型株を保有。
・10年以上連続で毎年一貫して増配する方針をとっている米国企業から構成される指数。
上位25%の高利回り企業は除外されている。
・運用会社:バンガード
・配当利回り:1.64%
・増配率:7.93%
VIGの構成銘柄と配当利回り【VYM・VOOと比較・おすすめしない?

 

VIGの代用投資信託

sbi-vig
【2024年12月5日現在、SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド】

・VIGの代用として、「SBI-SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド」がある。
・新NISAのつみたて投資枠を使って、VIGに投資できない。つみたて投資枠で投資できるのは、一定の要件を満たした国内投資信託(及び一部の国内ETF)に限られる。
・SBI証券では、「SBI-SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド」を代用投資信託として対応している。

 

VIGの参考記事

・VIGは、10年以上連続で増配を行っている米国の中・大型株を主な投資対象としているため、安定した業績と健全な財務状況を持ち、株主還元に積極的である。
・1銘柄で多数の連続増配企業に投資することができるため、リスクの分散が期待できる。
・経費率は0.06%と非常に低く、長期間の投資においてはこの経費率の低さが大きなメリット。
・増配だけでなく、株価の上昇も期待できるため、トータルリターンの向上が期待できる。
・配当利回りはそれほど高くない。
・選定基準により、上位25%の高利回り企業が除外されているため、一時的に高い利回りを示している企業の利益を享受できない。
米国連続増配ETF「VIG」とは?初心者におすすめの理由と魅力

 

 

比較|SCHD、VYM、VIG

比較|増配率、組入銘柄

・過去10年間の平均増配率…SCHD:約10%、VYM:約6%、VIG:約6%
楽天・高配当株・米国ファンド(SCHD)とVYM・VIGの成長率を比較!あなたに最適な投資商品はどれか?

VIGの構成銘柄と配当利回り【VYM・VOOと比較・おすすめしない?】

・組入上位5銘柄について、VYMの組入1位が半導体企業のブロードコムであるため、VYMの1年リターンを引き上げる一方で、直近配当利回りが低くなっている。組入銘柄は一定の基準で入れ替わるためVYMがいいのか、SCHがいいのか判断が難しい。
今話題の高配当株ファンドを検証! NISAで買える長期好成績ファンドは?今話題の高配当株ファンドを検証! NISAで買える長期好成績ファンドは?

・SCHD、VYM、VIGの組入上位銘柄比較【参考:Bloomberg

投資信託名組入上位銘柄特長
SCHDシスコシステムズブラックロックブリストルマイヤーズホームデポシェブロンベライゾンコミュニケーションズアルトリアグループテキサスインストルメンツUPSファイザー長期間にわたって安定した配当を出す米国企業100社(ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス)
VYMブロードコムJPモルガンエクソンモービルP&Gホームデポジョンソン&ジョンソンウォルマートアッヴィメルクコカコーラ高配当利回りの米国株
VIGアップルブロードコムマイクロソフトJPモルガンユナイテッドヘルスグループエクソンモービルビザマスターカードP&Gホームデポ中型株や大型株で、10年以上連続で増配する米国企業

 

関連書籍|米国配当株式ETF

 

 

SCHDの評判、感想

メリット

・分配金を年4回受け取れる。
・増配率が高い。
・基準価額の上昇が期待できる。
楽天が高配当株式米国ファンド、SCHDのメリットとデメリット

 

デメリット

・分配金を出すことで複利効果が減少する。
・最近日本で購入でき、楽天証券、SBI証券のみ。(2024年12月7日)
・楽天証券のNISA口座は途中から分配金コースの変更ができない。
・「再投資型」にすると、分配金の再投資分もNISAの非課税枠を消費する。

 

評価、感想

・最近日本で購入でき、人気の投資信託。
・特定口座で運用して、分配金を受け取るスタイルになる。NISA口座との相性で、再投資向きではない。
・「増配率が高い」というものの、他の投信との比較について、切り取り期間、組入銘柄の当たり外れにより、評価の違いがある。SCHD、VYM、VIGの中では、SCHDが優秀(2024年~2014年)。
・たまたま優秀な成績で、長期で安定的な分配金が出せる投資信託で、退職生活にぴったりである。

 

 

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【2024年12月7日現在。参考:楽天証券。投資は自己責任で。】