iTrustインド株式
iTrustインド株式
・主にインド企業(インドに本社を置いている企業または主たる事業をインドで行っている企業)の株式に投資する。
・銘柄選択においては、ボトムアップによるファンダメンタルズ分析に基づき、安定した成長が期待できる企業を厳選する。
iTrustインド株式|楽天証券での運用状況
・商品分類:インド株式-為替ヘッジ無し(楽天証券)、追加型投信/海外/株式
・信託期間:無期限
・設定日:2018年4月3日
・運用方針:ボトムアップによるファンダメンタルズ分析に基づき、安定した成長が期待できる企業の株式で運用。…iTrustインド株式インデックス投資ではない。
・基準価額:24,198円 前日比△251円 (△1.03%)
・運用会社:ピクテ・ジャパン…1805年スイスのジュネーブで設立されたプライベート・バンク
・純資産:630.06億円
・積立NISA投資枠。
・信託報酬管理費用:0.9828%<参考:eMAXIS Slim オール・カントリーで0.05775%>
・手数料:なし
iTrustインド株式|業種別組入比率
・金融 31.3%
・一般消費財・サービス 15.8%
・情報技術 12.9%
・ヘルスケア 10.7%
・生活必需品 9.4%
・素材 5.9%
・資本財・サービス 4.3%
・不動産 3.2%
iTrustインド株式|企業別組入比率
・ICICI銀行 インド 銀行 8.4%
・HDFC銀行 インド 銀行 7.8%
・インフォシス インド 情報技術サービス 6.1%
・SBIライフ・インシュアランス インド 保険 5.1%
・HCLテクノロジーズ インド 情報技術サービス 4.5%
iTrustインド株式|目論見
・インド経済は人口と所得の増加などの構造的な成長要因を持っており、インドの株式市場は、長期的に魅力的な投資先であるとの見方に変わりはない。
・インドが長年抱える経常赤字については、サービス輸出の増加などが支えとなり、赤字額が縮小している。
・インド国内における流動性の確保や通貨ルピーの下支えになると予想される。
・財政赤字の水準は依然として高いものの、税収確保と政府支出の抑制などにより、コントロール可能であるとみている。
インド
概要
・インド(India)又はインド共和国(Republic of India)は、南アジアに位置し、インド亜大陸の大半を領してインド洋に面する連邦共和制国家。
・首都:ニューデリー
・最大都市:ムンバイ(経済の中心)
・人口:14億2860万人(1位)
・GDP:5位(2022年)
・公用語:ヒンディー語…「ナマステ」=「こんにちは」
・パキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、ミャンマー、バングラデシュと国境を接する。
・インド洋のうち西のアラビア海と東のベンガル湾という2つの海湾に挟まれて、北東部をガンジス川が流れている。
・ヒンドゥー教徒が最も多く、イスラム教徒、シーク教徒の順に多い。
歴史
・紀元前3千年、インダス文明。
・紀元前1千年、カーストに基づく身分制度が現れ、仏教とジャイナ教が起こった。
・初期の統一国家はマウリヤ朝とグプタ朝において成立。
・17世紀、ムガール帝国において経済が拡大。
・18世紀半ば、インドはイギリス東インド会社の支配下に置かれた。
・19世紀半ば、イギリス領インド帝国となった。
・19世紀末、独立運動が起こり、マハトマ・ガンディーの非暴力抵抗があった。
・1947年、大英帝国から独立。
政治
・ナレンドラ・モディ首相
・インド人民党(BJP)の基盤となっているのが、国父ガンジーの暗殺者、ナトラム・ゴドセを輩出したヒンドゥー至上主義の極右・ファシスト団体民族義勇団(RSS)。
・党首のナレンドラ・モディは、極右・ファシスト団体民族義勇団の元活動家である。
・モディ率いるインド人民党は、国民の8割を占めるヒンドゥー教徒の優遇を鮮明にしている。
・国家元首は大統領。実権はなく、内閣の助言に従い国務を行う。議会の上下両院と州議会議員で構成される選挙会によって選出される。任期5年。
・BRICS(ブリックス、英: Brazil, Russia, India, China, South Africaから)は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、イラン、エジプト、アラブ首長国連邦、エチオピアの9か国から成る国際会議に参加中。
・カシミール地方においてインドとパキスタン、中華人民共和国との間で領土紛争があり、特にパキスタンとは激しい戦闘が繰り返され(印パ戦争)、現在は停戦状態。
経済
・通貨:インド・ルピー
・1ルピー = 1.81円
・インド経済は、2024年4-6月期の成長率が前年同期比+6.7%と低下した。5四半期ぶりに6%台の成長率となった。民間部門は回復、輸出も好調に推移しており、総じて景気は良好な状態にある。【出典:ニッセイ基礎研究所】
・農業、手工業、繊維工業、多種多様のサービス業と多様性に富んでいる。
・労働力人口の半数以上が直接あるいは間接的に農業で生計を立てている一方、サービス業は急速に成長している部門。
・情報技術(IT)時代の到来と英語を流暢に話し教育された多くの若者たちによりインドは、アフターサービスや技術サポートの世界的なアウトソーシングの重要なバックオフィスとなりつつある。
・インドはソフトウェアや金融サービスにおいて高度な熟練労働者の主要な輩出国となっている。
・「eMAXIS Slim オール・カントリー」のインドの割合は、1.8%。(2024年3月末現在)
観光
・タージ・マハルは、インド北部アーグラにある、総大理石の墓廟。ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した。インド・イスラーム文化の代表的建築。1983年、ユネスコの世界遺産に登録。
・ガンジス川は、インドの北東部を流れる大河で、長さは約2525km。
・ガンジス川の水が全ての罪を洗い流すと信じているため、沐浴を行う。男性は腰に布を巻いて、女性はサリーを着用したままが一般的。
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インド株式の評判、感想
メリット
・人口が世界第1位で、若年労働人口が伸びつつある。
・GDPが伸びつつある。
・インド株式は、過去20年で20倍。
・IT先進国。
・インド投信の手数料が下がったため、投資を集めやすい。
・中国が失速しつつ一方、発展しやすい状況にある。
デメリット
・通貨のインド・ルピーが弱い。
・身分制度であるカースト制度が、地方で残っている。
・周辺国との紛争の可能性がある。パキスタン、中華人民共和国との間で領土紛争がある。パキスタンとは、印パ戦争の停戦中。
・信託報酬管理費用:0.9828%が高い。eMAXIS Slim オール・カントリーで0.05775%。
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【2024年11月3日現在。参考:楽天証券。投資は自己責任で。】