字牌の割合は20.6%だが、粗末にしてはいけない
字牌は7種類
数牌は27種類
字牌の割合
・字牌の割合は、7種類÷(7種類+27種類)≒20.6%
字牌の役割
・字牌の役割は、「特急券」、「安全牌」、「大三元・字一色・四喜和等の役満のタネ」。
・字牌の割合は20.6%だが、粗末にしてはいけない。
字牌は役満のタネ
大三元
四喜和
字一色
緑一色
・「発」が無いと困難
国士無双
十三不塔
・字牌が無いとできない。
字牌は安全牌
・4枚目の字牌は国士無双以外、当たることができない。
・守備として字牌の暗刻落とし・対子落としで安全に廻し打ちできる。
字牌は特急券の役割
字牌は特急券
・自風、三元牌で役確定。
・特急券を鳴くことで他家はゆっくり手を作らず、安く手牌を進行してくれる場合がある。
麻雀役出現率 役牌出現率は2番目
・リーチ:45.1%
・役牌:40.0%
・タンヤオ:21.4%
・平和:19.9%
・混一色:6.31%
・一盃口:4.75%
・対々和:3.92%
・三色同順:3.46%
・七対子:2.52%
・一気通貫:1.75%
役牌は特急券で、早和了に有利
・役牌は、2番目の麻雀役出現率で40%有る。
・役牌は、リーチと違って、鳴いても役がある。
・役牌とは、「場風の牌」、「自分の風牌」、「白」、「発」、「中」の5種類。
・役牌は、「特急券」と呼ばれ、早和了に有利である。
字牌を鳴かせず、相手の手を止める
・誰しも先付は動きづらくなるので、特急券が鳴けるまで鳴くのを我慢する。
・その結果、早和りの足止めになる。
序盤での字牌の保有推理
序盤の「白」ポン・「発」切りの牌姿に「中」は無い。
【他家捨牌】
「白」ポン・「発」切り
【他家手牌】
ポン
・3巡目に「白」ポンで、「発」切り。
手牌推理1:「白」2枚、「中」2枚で、序盤に「発」切りは無い。
【他家手牌】
・大三元を狙えるため、「白」2枚、「中」2枚持ちで、序盤に「発」切りは無い。
手牌推理2:序盤で「白」2枚、「中」2枚、「発」4枚はまずあり得ない。
【他家手牌】
・「白」2枚、「中」2枚、「発」4枚の場合、「発」切りは合理的だが、序盤でこの牌姿は考えにくい。
手牌推理3:序盤の「白」ポン・「発」切りで「中」は無いが、手牌がまとまっている。
【他家捨牌】
「白」ポン・「発」切り
【他家手牌】
ポン
・「発」を切れるほど、手牌がまとまっている。
・「中」はない。
中盤以降での字牌の保有推理
中盤以降の「白」ポン・「発」切りの牌姿に「中」は危険。
【他家捨牌】
「白」ポン・「発」切り
【他家手牌】
ポン
・13巡目に「白」ポンで、「発」切り。
手牌推理:中盤以降の「白」ポン・「発」切り
【他家手牌】
・大三元狙いでぎりぎりまで「発」を切らない。
・切る場合は聴牌時で、「中」と何かのシャンポン待ちが濃厚。
役牌ドラ対子の行方 役牌ドラ対子捨牌は
役牌ドラ対子捨牌
【他家捨牌】
・役牌ドラ対子は、ポンすれば役ができるので、字牌の切りづらい派手な捨牌にはしない。
・チャンタ、トイトイ、七対子、混一色を狙わなければ和了できない訳ではない。
・他の役牌の対子を狙うので、役牌の切り順は遅い。
役牌ドラ対子捨牌でない場合
【他家捨牌】
・役牌ドラ対子は、ポンすれば役ができるので、無理して、チャンタ、トイトイ、七対子を狙わない。
・この捨牌で、役牌ドラ対子は、常識的にはない。
字牌の関連記事
・麻雀戦略講座:字牌の重要性2 客風牌(オタ風)を捨てる順番、客風牌(オタ風)を優先すること
・麻雀戦略講座:字牌切りリーチ対策 安全牌の字牌切りリーチは、両面待ちが多い。
・麻雀戦略講座:連風牌のダブ東切り、W東切り問題、ダブ東の確率計算
ドラの関連記事
・麻雀戦略講座:赤ドラ入りで狙う役・損な役・赤ドラ切りの待ち
・麻雀戦略講座:ドラの合わせ打ちの是非 早和了したい場合 点数が欲しい場合
・麻雀戦略講座:ドラと両面待ちの優先順位 赤ドラ入りのルールが多い。
・麻雀戦略講座:ブラフ 混一色・チャンタを狙う ドラ切り ドラポン
コメント