対子落としの優先順位
■「タンヤオ狙い」の優先順位
ツモ 切り
・タンヤオ狙いで、対子の「九索」を切る。
・鳴いてタンヤオにできるし、筒子の発展も考えられる。
■優先順位の項目を整理したものは、以下のとおり。
・タンヤオ狙い
・タンヤオ狙い
・ピンフ狙い
・三元牌切り
・端牌切り
・2、4の対子切り
・6、8の対子切り
・安全牌残し、他の対子切り
・赤ドラ麻雀はその数牌対子残し、他の対子切り
・待ち候補の色の対子切り
・スジ対子切りの迷彩
対子落としの危険牌
ツモ 切り
・平和狙いで、対子の「六索」を1枚切る。
・このとき、「二索、四索、六索」のリャンカンになっている。
ツモ 切り
・手牌進行し、リャンカンの端の方で待つ。
・スジ待ちになる。
・この場合、三色が絡んでいなくても、このように打牌する場合が多い。
■最終手牌
■最終捨牌
・「六索」対子落としで、スジ待ち「三索」が当たりになる捨牌。
・麻雀戦略講座:対子落とし|危険牌、筋、ドラ、対子落としの隣
対子落としの手牌
対子落としの捨牌
・タンピン系の捨牌で、手牌から「九筒」を対子落としした。
対子落としの手牌考察|一般的に七対子はない
・対子落としをして、手牌が一般的に七対子はない。
・既に和了していることになるため。
対子落としの手牌考察|一般的に翻牌はない、対子手にはならない
・翻牌があると、「一」、「九」、字牌の対子は切らずに大事にする。
・翻牌有りなら、翻牌ポンするなら、他の牌をポンしても翻数は減少しない。
・「一」、「九」、字牌の対子は、ポンしやすい。
・「一」、「九」、字牌の対子は、安全牌になる。
・トイトイや七対子を狙いにいく。
・対子落としの無い手牌発展予想図は、以下のとおり。
【手牌発展予想図】
・麻雀戦略講座:対子落とし|手牌、七対子や翻牌の一般的排除と例外
対子ほぐし
対子ほぐしとは
切り
・ピンフ等の面子手狙い…対子ほぐし
・対子ほぐしとは、対子が複数あって、七対子やトイトイや三暗刻等の暗刻系を目指さず、面子手を目指す場合、対子の1つを1牌切って様子を見ること。
・対子4枚なら、七対子やトイトイや三暗刻等の暗刻系を目指すことが多い。
・対子3枚なら、七対子やトイトイや三暗刻等の暗刻系を目指すか、対子ほぐしで対子を1牌切るか、という選択になる。
対子の切り方
聴牌チャンスの多い対子の切り方|複合面子で受入が多い場合
・複合面子で対子が多く有り、七対子も狙えるが、鳴いても和了できるので、面子手を目指した方が聴牌がチャンスが多い。
切ってはいけない面子|順子と暗刻が狙える
・順子と暗刻が狙えるので、「556、566」の面子は切ってはいけない。
切ってはいけない面子|カンチャンの順子が有る
・「六萬、八萬」のカンチャンの順子が有る。
・「七萬」をツモると面子になる。
切り
結論|複合面子を切ってはいけない
切り
・複合面子を切らず、単独の対子を切った方が、複合面子の聴牌チャンスの有利性が活きる。
赤ドラの受入の優先順位|ドラが手牌に対子の場合
切り
・赤ドラ有り、ドラが「中」で手牌に対子で無い場合。
・萬子、筒子、索子に偏りが無い。
・「五萬」を手牌に残し、「四萬」を切る。
ツモ 切り
・赤ドラ「五萬」をツモったとき、「五萬」を対子にして、もう一方の「八萬」の対子を切る。
・ドラが手牌に対子で無い場合、赤ドラの対子を意識し、赤ドラに重なる「五」を手牌に残す。もう一方の対子を切れば、広い受入を維持できる。
対子場の戦い方|対子や暗刻の周辺の牌の行方、対子場への変化
対子場の読み方
【場の状況】
、
・「三萬」が3~4枚固まる
【手牌構成】
・周辺の「一萬」、「二萬」が対子構成や暗刻構成になりやすい。
・対子や暗刻が多く、順子がなかなか完成できない場を、対子場と呼んでいる。
・「三萬」が3~4枚固まってしまうと、「一萬ー二萬ー三萬」、「二萬ー三萬ー四萬」の順子は完成が困難になる。
・周辺の「一萬」、「二萬」が対子構成や暗刻構成になりやすい。
・麻雀戦略講座:対子場の戦い方|対子や暗刻の周辺の牌の行方、対子場への変化
対子場の戦い方|トイトイ(対々和)、字牌の重要性
トイトイを進める手牌
切りか、 切り
・5,200点が欲しい局面の場合、役牌が対子ならば、
トイトイを狙う。
・字牌は温存し、両面ターツの「三萬」、「七筒」を切っていく。
トイトイで字牌を温存する理由
・字牌が役牌であるなら、1翻増になる。
・字牌を安全牌として残して置ける。
・字牌を切りづらい場になり、他家が手が進まくなる。
・他家が手が進まなくなれば、自分の手牌に対子や暗刻が増える。
字牌を切りづらい場の字牌を捨てる順番
・「発」が生牌、「中」が1枚切れの局面。
・降りる他家がいない場合、生牌の「発」→1枚切れの「中」の順に切る。
・降りる他家がいる場合、1枚切れの「中」→生牌の「発」の順に切る。
・麻雀戦略講座:対子場の戦い方|トイトイ(対々和)、字牌の重要性
対子場の戦い方|対子場の危険牌
対子場の危険牌:1枚も切れていない牌
・1枚も切れていない牌。
・終盤なら暗刻にしている場合があり、わずかに安全なときもある。
対子場の危険牌:1枚しか切れていない牌
・1枚しか切れていない牌。
・終盤なら和了される確率が高い。相手が2枚持っている確率が高く、終盤ならポンでなく、ロンになるので。
対子場の危険牌:外側の見えていない「一」、「二」
・「三」が3、4枚見えているのに、外側の「一」、「二」が見えていないときの「一」、「二」。
・順子で使えないなら、対子で使っている場合があり、シャンポン待ちの可能性が高い。
対子場の危険牌:外側の見えていない「八」、「九」
・「六」が3、4枚見えているのに、外側の「八」、「九」が見えていないときの「八」、「九」。
・順子で使えないなら、対子で使っている場合があり、シャンポン待ちの可能性が高い。
対子場の危険牌:「四」、「六」4枚見えの「五」
・ど真ん中の牌は順子で使いやすいので、シャンポン待ちでは安全。
・ただし、「四」、「六」が4枚見えていて、「五」が1枚も見えないときの「五」は危険。
対子場の危険牌:七対子待ち
・七対子待ちでよく有る待ちである、ドラ待ち、字牌地獄待ち、スジ引っ掛け待ちが危険。
・麻雀戦略講座:対子場の戦い方|危険牌、七対子の有利性、対子場への強制導入
対子の著名人
土田浩翔 トイツ王子
・対子手を重視した「土田システム」が武器。
・トイツ王子の異名をとる。
・麻雀著名人:土田浩翔 対子場が得意 トイツ王子
ほんまりう 麻雀激闘録3/4
・ツモ牌相打ちは、「同じ色のツモ筋の牌が続く」「手牌が対子や暗刻になりやすい」などの麻雀におけるツモの流れに一定の法則を見出し、牌勢に沿った手作り。堀場要や奥野竹松が駆使する。
・麻雀著名人:ほんまりう 麻雀激闘録3/4 B 麻雀プロ物語
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