ジェイムズ・P・ホーガン
人物像
・James Patrick Hogan
・1941年6月27日~ 2010年7月12日
・イギリスロンドン生まれ。
・1977年、ハードSF『星を継ぐもの』でデビュー。
・カリフォルニア州ソノーラに移住し、晩年はアイルランド。
・職業:SF作家。
・「星を継ぐもの」、「創世記機械」、「内なる宇宙」は、雲賞を受賞。
【引用:Wikipedia】
星雲賞
・星雲賞
・前年に発表された優秀SF作品及びSF活動に贈られる賞。
・日本SF大会参加者の投票により受賞が決まる。
・事務局:日本SFファングループ連合会議
・日本長編部門、海外長編部門、日本短編部門、海外短編部門
・メディア部門
・コミック部門
・アート部門
・ノンフィクション部門
・自由部門
星雲賞とジェイムズ・P・ホーガン
・1981年08月「星を継ぐもの」受賞
・1982年08月「創世記機械」受賞
・1984年08月「未来の二つの顔」ノミネート
・1985年08月「断絶への航海」ノミネート
・1986年08月「造物主(ライフメーカー)の掟」ノミネート
・1988年08月「プロテウス・オペレーション」ノミネート
・1990年08月「終局のエニグマ」参考作品
・1994年07月「内なる宇宙」受賞
・2000年08月「造物主(ライフメーカー)の選択」参考候補
星を継ぐものシリーズ
星を継ぐもの
■月面調査隊が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。
■地球の研究室で綿密な調査が行なわれた結果、生物学的には現代人とほとんど同じにもかかわらず、5万年以上も前に死んでいたのだ。
■調査チームに招集されたハント博士は壮大なる謎に挑む。
ガニメデの優しい巨人
■木星最大の衛星ガニメデで発見された2500万年前の宇宙船。
■調査中のハント博士とダンチェッカー教授たち木星探査隊に向かって、宇宙の一角から未確認物体が急速に接近してきた。
■小型の飛行体をくり出して探査隊の宇宙船とドッキングする。
■姿を現わしたのは、2500万年前に出発し、相対論的時差のため現代のガニメデに戻ってきたガニメアンたちだった。
巨人たちの星
■冥王星の彼方から、「巨人たちの星」にいるガニメアンの通信が再び届きはじめた。
■彼らは地球人の言葉のみならず、データ伝送コードを知りつくしている。
■地球が、かなり以前から、どこかから監視されているに違いない。
■5万年前に月面で死んだ人々の謎、惑星ミネルヴァを離れたガニメアンたちの謎など、絡まった謎の糸玉がみごとに解きほぐされる。
内なる宇宙(上)
■架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン。
■この星を管理運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、人々を架空世界漬けにしていた。
■敗戦に伴ってジェヴェックスと切断され、混乱する社会では、ある指導者による惑星規模の一大陰謀が密かに進行する。
■ガニメアンたち惑星行政当局の要請を受けたハント博士とダンチェッカー教授たちは急遽、ジェヴレンへ向かう。
内なる宇宙(下)
■人格が他者のものと入れ替わってしまう、奇異な現象が多発するジェヴレン社会に、ハント博士たちは直面した。
■人格変容の起こった者はアヤトラと呼ばれ、新興宗教の活動家となるか、完全に気が触れてしまうこともあった。
■新たな人格が生まれる裏では、別の宇宙からコンピュータ・ネットワークを通じてデータが送り込まれているというが。
■人類の想像を超えたところに存在する宇宙とは。
星を継ぐもの|漫画版|星野之宣
星を継ぐもの(1)(ビッグコミックススペシャル)
■時空を超えるミステリー!
■西暦205X年、月で深紅の宇宙服をまとった死体が発見された。
■遺体はなんと5万年も前のものと鑑定されたのだ!
■ネアンデルタール人やクロマニョン人が毛皮や石器を身に着けていた5万年前に、月に宇宙服を着た人が。
■SF文学界の巨星・ホーガンの名作を、漫画界の巨星・星野之宣が独自の解釈を加えて描く。
星を継ぐもの(2)(ビッグコミックススペシャル)
■月面で見つかった深紅の宇宙服をまとった5万年前の死体に続き、木星の衛星・ガニメデでは、100万年前の宇宙船が発見される。
■国連宇宙軍から秘密裡にガニメデに派遣されたハント博士、ダンチェッカー教授らは、地球外知的生命体と遭遇することに。
星を継ぐもの(3)(ビッグコミックススペシャル)
■木星の衛星・ガニメデで発見された巨大な宇宙船。
■現地に赴いて調査に当たっていた地球人科学者たちの前に、100万年前の世界からやって来た異星人が出現。
■ハント博士、ダンチェッカー教授らは、驚異的な科学力と優しい心を持ち合わせた彼らと交流を深めるが、それを快く思わぬ勢力が暗躍して。
星を継ぐもの(4)(ビッグコミックススペシャル)
■月面で見つかった五万年前の死体。
■木星圏で発見された百万年前の宇宙船と巨躯の宇宙人。
■かつて存在した第五惑星ミネルヴァ。
■ミネルヴァで進化した人類の子孫たち、すべての謎が鮮やかにつながる完結巻。
■ガニメアンの科学者たちが「巨人たちの星」目指して去った後、国際平和委員会=ジェヴレン人が突然牙をむいた。地球への総攻撃の時が迫る。
「造物主(ライフメーカー)」シリーズ
造物主(ライフメーカー)の掟
■百万年の昔、故障を起こした異星の自動工場宇宙船が土星の衛星タイタンに着陸し、自動工場を建設し始めた。
■だが、衛星の資源を使ってつくった製品を母星に送り出すはずのロボットたちは、故障のため独自の進化の道をたどり始めた。
■タイタンを訪れた地球人を見て、彼ら機械生物は。
造物主(ライフメーカー)の選択
■人類が土星の衛星タイタンで発見した異種属は、意識を持ち自己増殖する機械人間だった。
■地球の中世西欧そっくりの暮しを営む彼らは、人類との接触で新たな道を歩み始めたが、大きな謎が残されていた。
■彼らの創造主とは何者なのか?
■コンタクトの立役者、無敵のインチキ心霊術師ザンベンドルフが再び立ち上がる。
クロニア人の「揺籃の星」シリーズ
揺籃の星 上
■地球はかつて土星の衛星であったという説が出現し、宇宙開発が進む未来。
■土星の各衛星では、地球から移住したクロニア人たちが理想社会を築いていた。
■地球を訪問したクロニアの科学者たちは、到底受け入れがたい惑星理論を展開する。
■太陽系は何十億年も同じ状態を保ってきたのではない。
■木星から生まれた小惑星のアテナは突如彗星と化し、地球を襲おうとしているのだと。
■「衝突する宇宙」で名高い「ヴェリコフスキー理論」を大胆に応用、宇宙の謎に迫る。
揺籃の星 下
■通信障害の増加、いちじるしく明るいオーロラの発生。
■彗星となったアテナの息吹は、確実に地球に届きつつあった。
■大変動の日、クロニアにたどり着く唯一の手段は軌道上にあるシャトルに乗り込むこと。
■要員として指名を受けたのは、有能な原子力エンジニアで、クロニア人の信頼を充分に得ているキーンだった。
■パニックの度合いを増していく地球上で、多くの失われた命、文化を嘆きながら、キーンはある決断を下す。
黎明の星 上
■木星本体から分離した小天体アテナとのニアミスにより、地球は未曾有の災厄に襲われた。
■地軸が傾き、大陸の形も変貌してしまった。
■宇宙への脱出に成功した地球人は、かつて地球を離れ土星の衛星群で独自の科学文明を発展させたクロニア人に救出される。
■数年が経過し、災厄後の地球を調査するべく、宇宙船を送ったが。
黎明の星 下
■変動がやまない地球に、生存者がいた。
■生存者は災厄以前の記憶を失い、わずか数年のうちに原始生活に返っていたのだ。
■新たな地球文明を築くため、クロニア人と地球人は協力して、彼らとのコンタクトを開始した。
■だが、旧来の価値体系を再興しようとする一部地球人が、クロニアの宇宙船を奪取し、地球惑星政府の設立を宣言した。
単発長編
創世記機械
■若き天才科学者クリフォードは、政府機関で、物質、電磁気力、重力の本質を見事に解き明かした。
■この理論を応用すれば、宇宙のエネルギーを自由に操り、究極の兵器ともなり得るのだ。
■軍部は、反抗的なクリフォードを辞職に追いやり、独自に研究を始めた。
■クリフォードは私的研究機関に移り、細々と自分の研究を続けていたのだが。
未来の二つの顔
■レイモンド・ダイアー博士は、ニューヨーク市立大学で人工知能の研究をしていた。
■月面の工事現場で、コンピューターが誤った判断を下したため、五人の人間が危うく殺されるところだった。
■それにより研究の中断を申し渡されたダイアーは、コンピューター管理システムの安全性を確かめるべく、巨大宇宙ステーションにおける壮大な規模のシミュレーションを提案した。
未来からのホットライン
■スコットランドの寒村の古城で暮らすノーベル賞物理学者が地下の実験室で開発したのは、60秒過去の自分へ、6文字までのメッセージを送るプログラムだった。
■孫たちとともに実験を続けるうち、彼らは届いたメッセージを60秒後に送信しないという選択をしたが、何も起こらなかった。
■だがメッセージは手元に残っている。
■では送信者は誰なのか?
■そして、この宇宙はいったいどうやってできあがっているのか。
断絶への航海
■第三次世界大戦後の2040年、アルファ・ケンタウリから通信が届いた。
■大戦直前に出発した移民船〈クヮン・イン〉が植民に適した惑星を発見、豊富な資源を利用して理想郷建設に着手したという。
■〈メイフラワー二世〉が建造され、惑星ケイロンめざして旅立った。
■だが、待っていたのは地球とはあまりにも異質な社会だった。
プロテウス・オペレーション
■1974年、第二次大戦で圧倒的勝利を収めたナチス・ドイツが、ヨーロッパのみならず、世界の大部分を支配していた。
■ナチスの魔手は、ついにアメリカ合衆国へと伸びようとしていた。
■アメリカにとって最後の希望は、過去へと精鋭部隊を送りこみ、歴史の進路を変えて、ナチスを叩き潰す「プロテウス作戦」であった。
終局のエニグマ 上
■ソビエトが月軌道上に建設した巨大な宇宙島。
■ソ連政府当局は、これこそ彼らの宇宙計画の平和的目標の象徴であると主張した。
■しかし、合衆国国防総省は、この宇宙島に強力なX線レーザーが積み込まれているに違いないと考えた。
■この謎を解くため、二人のエージェントが送り込まれた。
終局のエニグマ 下
■監視の目をくぐって監房を抜け出したマッケインたちは、〈テレシコワ〉内部の偵察に乗り出した。
■だが、武器はいっさい発見できない。
■〈テレシコワ〉はソ連のいうとおりに平和目的のスペース・コロニーなのだろうか。
■しかし、マッケインたちは、それでもどこか心にひっかかるものを感じていた。
■このコロニーはどこかが狂っている。
仮想空間計画
■科学者ジョー・コリガンは見知らぬ病院で目を覚ました。
■彼は現実に限りなく近いヴァーチャル・リアリティの開発に従事していたが、テストとして自ら神経接合した後の記憶は失われている。
■計画は失敗し、放棄されたらしい。
■だが、ある女は、「二人ともまだ、シミュレーション内に取り残されているのだ」と言う。
■あまりにリアルな仮想現実から、脱出する方法はあるのか。
未踏の蒼穹
■金星文明は、かつて栄華を誇りながら絶滅した文明が存在する惑星、地球(テラ)の大規模な探査計画を進めていた。
■テラ人の文明は宇宙空間に進出するほどの科学的発展を遂げながら、なぜ滅んだのか。
■金星とテラの生命の類似点と相違点はなぜ生まれたのか。
■月(ルナ)のファーサイドで見つかった謎の巨大施設と、そこに遺されていたテラ人が持つはずのない科学技術の痕跡は、何を意味するのか。
■探査隊としてテラに派遣されたカイアル・リーンは、テラ文明が遺した数々の謎に挑む。
マルチプレックス・マン 上
■目覚めたとき、ジャロウは七カ月間の記憶を失っていた。
■知人たちのもとを訪ねるが、誰ひとり彼のことを知らない。
■彼は五カ月前に死亡したという。
■ではこのわたしはいったい誰だというのか?
■一介の中学教師だった男を巻き込んだ奇怪な出来事。
■単身調査を進める彼の前に、ひとつの驚異的計画が浮かび上がった。
マルチプレックス・マン 下
■世界を根底からゆさぶる発明。
■それは大統領も知らない極秘プロジェクトだった。
■そして中心人物である天才科学者が謎の失踪を遂げていた。
■究極の特殊工作員は、科学者の行方を追いつめるべく狩りを始める。
■だが、このとき宇宙圏の反対勢力は。
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【参考文献:Wikipedea】
【2024年8月1日現在】