オッズとアウツ
オッズ
・オッズとは、「確率論で確率を示す数値」。
・「odds」。
・ポットオッズとは、「ベットしたとき、ポットと比較して勝利した場合の金額の倍率」。
・4BBのポッドが有り、1BBでコールする場合、オッズは5BB÷1BB=5倍になり、100%÷5倍=20%。20%以上の確率で勝てるハンドなら、「オッズに合う」と言い、長期的に利益を得ることになる。逆に20%未満の確率なら、「オッズに合わない」と言う。
アウツ
・ハンド:
・ターン:
・テキサスホールデムで、アウツ(outs)は、勝つために必要なカードのこと。
・フラッシュで、♠が13-3=10で、残り10枚。
・ストレートで、Aと6で、残り8枚。ここから♠Aと♠6を除き、残り6枚になる。
・アウツは、10枚+6枚=16枚で、残り16枚になる。
アウツの数え方
・フロップからリバーまでで、チャンスが2回あるとき、アウツ×4%になる。
・以上のアウツ16枚なら、チャンスが2回あるとき、16×4%=64%
・リバーだけで、チャンスが1回あるとき、アウツ×2%。
・以上のアウツ16枚なら、チャンスが1回あるとき、16×2%=32%。
・ポットに100ドルがあり、プレイヤーAが300ドルのオールイン。勝った場合は、100(ポット)+300(プレイヤーAのオールイン)+300(自分のコール)=700ドルの見返り。700÷300=2.3倍でオッズは2.3倍。
・コールするために必要な勝率は、100÷2.3=43.4%。フロップからリバーまででなら、64%の確率で勝てるため、コールが正しい。
2倍と4倍の法則|2%、4%の根拠
・フロップからリバーまでの場合、ハンドの2枚、フロップの3枚で、残りは47枚(47=52ー2ー3)となる。
・1枚ドローする場合、1枚÷47枚≒2.13%…2%
・2枚ドローする場合、2枚÷47枚≒4.25%…4%
・アウツに2倍や4倍を掛けて、「2倍と4倍の法則」と言う。
・実際には、2%、4%よりも少し確率がよい。
オッズに合わない額をベットする効果
・4BBのポッドが有り、1BBでコールする場合、オッズは5BB÷1BB=5倍になり、100%÷5倍=20%。21%の確率で勝てるハンドなら、「オッズに合う」のでコールされる。
・4BBのポッドが有り、2BBでコールする場合、オッズは6BB÷2BB=3倍になり、100%÷3倍=33.3%。21%の確率で勝てるハンドなら、「オッズに合わない」ので降ろすことができる。
Youtube|オッズとアウツ
インプライドオッズ
インプライドオッズ
・インプライドオッズとは、「隠れたオッズ」。
・次のターン以降に相手方から引き出せるリターンを考慮したオッズ。
インプライドオッズの具体例
・自分がストレートができる可能性が高い一方、相手方がツーペアやスリーカードならば、相手方から引き出せるリターンが大きくなる。オールインしてくれるなら、獲得できるリターンは最大になる。
インプライドオッズの考察
・相手方の手が強く、コールしてもらえる場合。
・自分の手が弱く見え、コールしてもらえる場合。
・相手方のチップが多い場合、相手方から引き出せるリターンが多くなる。
・相手方のチップが少ない場合、相手方から引き出せるリターンが少ないため、インプライドオッズは低くなる。
・【オッズ理論2】隠れたオッズを探せ!プロが多用するもう一つのオッズ|ポーカー|テキサスホールデム
リバースインプライドオッズ
・ハンド:
・ターン:
・リバースインプライドオッズとは、欲しいカードが完成した場合にも、さらに強いハンドを相手方が持っていて、どのくらい負けるかを表したものです。
・もう一枚スペードが出ると、フラッシュ完成となるが、ハイカードが8で弱い。相手方が9より大きいスペードを持っており、フラッシュ完成となれば、負けてしまう。これをリバースインプライドオッズと言い、単純なコールは避けるべき。
・【ポーカー】オッズに合ってもコールをしてはいけない何ともトリッキーな概念、リバースインプライドオッズについて徹底解説【テキサスホールデム 】
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