麻雀著名人:作画:司 敬(倉科 遼)|雀鬼がゆく 原作:荒正義

jankigayuku 麻雀著名人
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雀鬼がゆく

司 敬(倉科遼)

・司 敬(つかさ けい)は、倉科 遼(くらしな りょう)のマンガ家時代のペンネーム。
・栃木県那須塩原市出身。
・1950年6月23日生まれ。
・明治大学中退。
・1971年、マンガ家としてデビュー。
・バンカラ物を中心としたヒット作品を数多く輩出し、「野望の群れ」「会津おとこ賊」「武田みけん星」「昭和バンカラ派」等、ロングセラーを多数生み出す。

 

倉科 遼(くらしな りょう)

・劇画原作家。
・「司 敬」は、漫画家として行き詰まりを感じるようになり断筆、「倉科 遼」と改名し、心機一転、漫画原作者を専業として再起する。
・『悪女の鑑』シリーズが当たる。
・原作作品の多くは女主人公のネオン劇画もの。
・代表作『女帝シリーズ』『嬢王』『夜王』は、テレビ化された。
・『DAWN』や『銭華』の経済モノ、『女帝花舞』や『華なりと』の舞妓モノ、『女優』や『愛人形』の芸能界モノなども幅広く手掛ける。
・コミック誌の企画/プロデュースなども精力的に行っている。
倉科遼 website

 

作品情報

・作者:司敬(倉科遼)
・原作:荒正義
・レーベル:芳文社
・発売日: 1986年10月15日
・坂田五郎が、麻雀の旅打ちを経て、麻雀名人の関根朝太郎を倒す物語。

 

雀鬼がゆく 1巻

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■札幌薄野のキャバレーで歌っている、ジャズシンガーの中原ケイ子。
■月に一・二回来ては歌をリクエストし、1万円のチップをくれる男・坂田五郎が、何となく気になっていた。
■一緒にラーメンを食べて、五郎が仕事場で上司とぶつかって辞め、麻雀で食べていることを知る。
■何か熱くなれるものが欲しいと愚痴る五郎は、麻雀名人・関根朝太郎と出会い、軽くあしらわれたことで、プロ雀士への情熱が芽生えた。
■同じくプロ歌手を目指すケイ子と、手を携えて東京に出る。
■アパートを借りてケイ子と同棲を始めた五郎は、スリの久三、中国人の王、関根を後一歩まで追い詰めたという高木、同級生でエリートの藤原などの強敵とまみえながら、次第に腕を上げていった。
■麻雀に青春を懸ける男の旅路が始まる。

 

雀鬼がゆく 2巻

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■雀荘からの朝帰りにすれ違うボクサー・山本修と仲良くなったことで、スランプから脱出できた五郎。
■レートが高くて並みの雀士では足を踏み入れられない『花公子』で、関根と戦うために軍資金稼ぎの旅に出ていた王と再会する。
■王は関根を父の仇と狙っていた。
■だが敗れた王に、関根は王の父が病気ですでに余命がなかったことと、彼の教えを受けて今の自分があると諭す。
■王は台湾に帰った。
■雀荘で雀ゴロのイカサマを見破った片桐に、見識を広めることの大切さを学ぶ五郎。
■ケイ子の歌手デビューを聞き、早く彼女に相応しい男になろうと決心するが、プロ雀士の高林三段と対戦し敗れ……。

 

雀鬼がゆく 3巻

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■元日、突然ケイ子の父親が訪ねてきた。
■同棲している五郎が麻雀打ちだと聞いて怒るが、雀荘で五郎の誠実さとケイ子を本当に愛していることを知り、「たのむ」と言って帰っていく。
■高林に再戦を挑んだ五郎は、どちらかがギブアップするまでという条件で戦い抜き、勝った。
■そのことで、心・技・体を磨くことが自分の麻雀だと悟る。
■裏プロの梶原、関根、中野七段と打つ機会を得た五郎は、善戦するも大敗してしまい……。

 

雀鬼がゆく 4巻

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■大阪に来た五郎は凄腕の哲という男に敗れ、しばらく勝てずに悩む。
■電話でケイ子に自信だけはなくさないでという励ましを受け、自分を取り戻した五郎は、大阪ナンバーワンの麻雀クラブ『三宝』で哲と再びまみえた。
■見事勝って、今度は博多へ!関根と互角の勝負をした小門と対戦し、これも打ち破る。
■小門は彼が旅打ちに出ている間じっと待っていてくれた綾と結婚する決心をし、麻雀をやめて小料理屋に入った。
■そして五郎は神戸へ。
■そこで片桐に再会する。
■なぜか片桐も旅打ちに出ていたのだ。
■それは関根に対する復讐だと言う片桐。実は片桐は……。

 

雀鬼がゆく 5巻

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■金沢でケイ子と元旦を迎えた五郎。
■片桐から聞いていた唯一関根が勝てなかった男・阿部銀造を探し出し、麻雀を打った。
■麻雀の恐ろしさを説き、流れに逆らわないことを五郎に教える銀造。
■『雀王位』が創設され、プロ、アマ問わず真の日本一を決める大会が開かれることになった。
■一方、二階堂に惹かれていくケイ子。
■松山に入った五郎は、四国の竜虎と呼ばれる雀豪の井上と尾崎の挑戦を受けた。
■その勝負に圧勝して、五郎は彼らから『雀鬼』と冠された。
■東京に帰ってきた五郎は、アパートにケイ子がいないので、雨の中必死に捜し歩いて高熱を出し……。

 

雀鬼がゆく 6巻

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■肺炎を併発して入院した五郎を、寝ずに看病するケイ子。
■その疲れで今度はケイ子が倒れてしまう。
■喉にポリープが出来ていて、手術することに。
■もう歌手を断念せざるを得なくなったケイ子に、五郎の頼みを聞いた二階堂が、リリース中止となったケイ子のアルバムをプレゼントした。
■ケイ子と籍を入れた五郎は、心置きなく決戦場へ。
■順調に勝ち上がった五郎は、関根、梶原、片桐との決勝に臨んだ。
■恩讐を超え、凄まじい勝負が繰り広げられる。
■そして勝利は五郎の手に。
■関根は五郎と片桐を名人位の後継者と認め引退表明、片桐親子と家庭に入ることに。

 

 

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司敬作品

武田みけん星 1~最新巻

 

会津おとこ賦 1~最新巻

 

野望の群れ 1~最新巻

 

拳闘士 全1〜12巻

 

竜馬翔ける 全9巻

 

昭和バンカラ派 全16巻 番外編 計17冊セット

 

 

倉科遼作品

夜王-YAOH- 全29巻セット

■北海道から上京してきた的場遼介が新宿・歌舞伎町を舞台に様々な対決をしていくホストの物語。

 

女帝 文庫版 全10巻

■立花彩香がホステスとして様々な修羅場をくぐりぬけながら成長し、後に「銀座の女帝」と呼ばれるようになるまでの半生を描いた物語。

 

DAWN(ドーン) 全8巻

■かつてウォール街で伝説と呼ばれた金融マンでありながら、自らホームレスとなった矢作達彦。バブル時代のツケを負い、強引な資金回収で中小企業を苦しめる銀行員としての自分に不満を持つ保坂秀樹。彼らが12年ぶりに出会ったとき、日本の運命が回り出す。

 

 

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